- AWS認定とは何か
- AWS SAPを取得するメリット
- 合格後の私が勧める最高効率の勉強方法/おすすめの参考書
本記事は、AWS SAP(Solutions Architect – Professional)の合格体験記です。
私はAWSを実務で使用していることもあり、問題集も解いて理解を深めた上で試験に臨んだため、勉強方法も価値があるものと考えております。
AWS SAPを取得したい方は参考にしていただけると幸いです。
短期間での合格は、勉強の効率という意味でも参考になると思います。
SAP取得前に、AWSを0から学びたい方はおすすめの参考書やUdemyを以下記事で紹介しております。
良ければこちらも参考にしていただければ幸いです。
本記事では、AWS初心者の方向けにおすすめの参考書や動画教材を紹介します。AWSを0から学びたい方、AWSをなんとなく知っているけど構築したことがない方は、参考にしていただければ幸いです。
SAP勉強時の私の知識
- AWSを実務で使用していることもあり、プロフェッショナル資格(SAP/DOP)レベルの知識はある。
- AWS DAS・MLS・PAS以外は合格済み
AWS認定とは何か
AWS認定とは、AmazonのクラウドサービスであるAWSの知識・技術力を認定する資格です。
AWS認定は12種類あります。(2023年7月現在)
SAP(Solutions Architect – Professional)は、SAA(Solutions Architect – Associate)の上位資格です。
本記事では、このSAPについて記載していきます。
- 問題数・・・75問
- 問題形式・・単一選択/複数選択
- 試験時間・・180分
- 受験料・・・30000円(税別)
- 合格点・・・1000点満点中の750点(最低点は100点)
- 合格率・・・非公開
難易度については、実務未経験でも半年、アソシエイト資格を持っている方であれば2週間~2か月あれば取得できるレベルだと思います。
実務でも役に立つ知識が多く、実務経験の有無で難易度が大きく変わる試験だと思います。
選択肢の問題については、プロフェッショナル認定だけあって、問題文も選択肢も長文であり、難易度も高く、しっかりと理解していないと解けない問題が多いです。
私は試験を2時間で解き終わり、見直しせずに終了しましたが、それでも長文を読むのにすごく疲れました。
見直しもしっかりするとなると、集中力が持たなそうなので、体調を万全にして臨む必要があると思います。
AWS SAPを取得するメリット
- AWSはクラウドサービスの中でトップシェアであり、様々な場面で知識が有用である。(特にプロフェッショナル資格は価値が高い)
- AWSを扱う実務において、活用できる知識が得られる。
- 知名度が高く、転職に有利である。(実務未経験でも就職できる可能性あり)
転職時に有効活用できる資格や資格が役に立つ分野があると思いますが、インフラエンジニア/クラウドエンジニアでは、資格が有用でありAWS認定資格の取得はとても有効です。
理由として、インフラエンジニア/クラウドエンジニアはポートフォリオ(成果物)を準備することが難しく、準備している人も少ないため、スキルの有無を判断するために、資格は大きな判断材料になるためです。
逆に、Webエンジニアやアプリ開発等への転職時には、ポートフォリオがあることが当たり前のため、資格はあまり意味がないと思います。
エンジニアに資格は必要なのかについては、以下記事にまとめておりますので興味があればご覧ください。
本記事では、インフラエンジニアを目指す方やスキルアップをしたい方向けに、インフラエンジニアに資格は必要なのか、必要であればおすすめの資格は何なのかをまとめます。 未経験者を中心に、インフラエンジニアのスキルを身に付けたい方は参考にしていただければ幸いです。
合格後に思う最高効率の勉強方法・おすすめの参考書
合格後に思う最高効率の勉強方法
- (AWS SAAレベルのハンズオンをやっていない方向け)「UdemyのSAA対策用の動画教材」を実施する。
- 「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル」を1週流し読みする。
- 問題集である「Tech Stock WEB問題集で学習しよう(旧通称:小岩)」を最新まで1周解く。
- 問題集で間違えた問題を何周も解いて、わからないところは①の参考書やblackbeltを読んで理解を繰り返す。
- 問題集で90%程度が理解出来ていれば試験を受ける。
SAPはAWS認定資格の中でも最難関の位置づけであり、試験の対策はもちろん本質の知識も問われるため、単純な資格の対策だけでは対応できないと思います。
実務未経験の場合は厳しい試験であるものの取得する価値は高いため、ハンズオンをやりつつ時間をかけて学ぶことをおすすめします。
おすすめの動画教材(Udemy)
これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座
SAA受験時などでハンズオンをやってこなかった方は、Udemyの動画教材である「これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座」がおすすめです。
SAPは試験対策の薄い知識では対応できないため、実際にサービスを触って理解することが良いと思います。
SAAの動画教材の中でもとても有名であり評価も高いです。
SAA受験時に私も使用しましたが、サービスごとにAWSの操作がわかり、理解が深まりました。
おすすめの参考書
AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル
網羅度が高く、サービスの詳細な内容まで記載されているため、ベースとなる知識はこの一冊で得られると思います。
私もこのシリーズはSAAでも使用しましたが、図も適度にあり読みやすいです。
おすすめの問題集
Tech Stock(WEB問題集で学習しよう)(旧通称:小岩)
「Tech Stock WEB問題集で学習しよう(旧通称:小岩)」がおすすめです。
問題が試験問題にとても近く、同じような問題が出題されることもあります。
解説も丁寧に書かれており、1問1問理解しつつ進めることができます。
また、操作性も良く、スマホさえあればいつでも気軽に取り組めるところも良かったです。
デメリットとしては、有料であること(プロフェッショナルレベルは90日で5480円)ですが、効率を求める上では必要経費だと割り切った方が、個人的には良いと思います。
問題集での勉強時のアドバイス
問題集の1周目は半分程度も解けないと思います。
しかし、解説を読んで意味を理解した上で何度も繰り返していけば理解は出来ていくので心配しないで大丈夫です。
最初の1周目が一番辛いですが、そこを乗り切れば2周目以降は楽になります。
勉強慣れしている人であれば当たり前のことかとは思いますが、1,2周目で間違えた問題をメモしておいて、3周目では間違えた問題だけを解くようにすれば効率が良く苦手なところを学習することができます。
必要な勉強時間
勉強時間は受験勉強やどの資格においても気にする方が多いのですが、特に何時間とかはないです。
人によって元々の知識・得意な分野・暗記の得意不得意などがあるため、明確な時間はわかりようがないです。
強いて言うならば、上記記載した勉強法で問題集の内容を90%以上理解するまでの時間です。
勉強において、時間よりもゴールを意識した方が勉強効率も高くて良いと思います。
まとめ
- (AWS SAAレベルのハンズオンをやっていない方向け)「UdemyのSAA対策用の動画教材」を実施する。
- 「AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル」を1週流し読みする。
- 問題集である「Tech Stock WEB問題集で学習しよう(旧通称:小岩)」を最新まで1周解く。
- 問題集で間違えた問題を何周も解いて、わからないところは①の参考書やblackbeltを読んで理解を繰り返す。
- 問題集で90%程度が理解出来ていれば試験を受ける。
- AWSはクラウドサービスの中でトップシェアであり、様々な場面で知識が有用である。(特にプロフェッショナル資格は価値が高い)
- AWSを扱う実務において、活用できる知識が得られる。
- 知名度が高く、転職に有利である。(実務未経験でも就職できる可能性あり)
AWS SAAやDOPなどのAWSの他資格をまだ取得していない方、またはAWSを0から始めたい方は、以下の記事をご覧ください。
本記事は、AWS SAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)に2週間という短期間で資格取得した合格体験記であり、勉強方法も再現性のあると考えております。AWS SAAを取得したい方は参考にしていただけると幸いです。短期間での合格は、勉強の効率という意味でも参考になると思います。
AWS DOP(DevOps Engineer – Professional)に2週間という短期間で資格取得した合格体験記であり、勉強方法も再現性があると考えております。AWS DOPを取得したい方は参考にしていただけると幸いです。
本記事では、AWS初心者の方向けにおすすめの参考書や動画教材を紹介します。AWSを0から学びたい方、AWSをなんとなく知っているけど構築したことがない方は、参考にしていただければ幸いです。
今回はAWS SAPについて記載しましたが、いかがだったでしょうか?
記事に対する感想や記事のリクエストについては、お問い合わせからいただけると幸いです。